顧客満足度につながるDX推進・業務自動化の本質
(本コンテンツは2026年5月20日に実施した、DX推進をテーマとしたウェビナーの内容を記事に起こしたものです)
株式会社アペルザで代表をしております、石原と申します。
少しだけ自己紹介を最初にさせていただきます。元々私自身、新卒でキーエンスという会社に入りまして、営業からキャリアをスタートしているのですが、その後本社の部門に移りまして、「イプロス」というキーエンスが手掛けるインターネット事業の立ち上げをおこないました。そこで13年半ほど経営に携わらせていただいて、2016年にこのアペルザという会社を立ち上げております。
アペルザという会社は大きく言うと今2つの事業を営んでいまして、メディアの事業と今日のテーマになりますSaaSの事業「アペルザDX」という2つのサービスをご提供しております。いずれにしても、製造業においてのセールスマーケティングと言えばよいでしょうか、デジタルを活用した営業のご支援をさせていただいているのが弊社でございます。

本日は、そのなかで得てきた知見などをみなさまにも少しご提供させていただきながら、弊社のサービスもご紹介させていただければと思っております。
二極化するDXの取り組みは実践面で差が出ている
繰り返しになりますが、翻って弊社の立場で申し上げますと、製造業のセールスマーケティングのDXを一重にご支援させていただいている、それがミッションですので、日々このDXというものについて深く考えることが多くなっています。
このDX、デジタルトランスフォーメーションの本質というものは何だろうと。結局、そこを度外視してしまうと、デジタル活用という点での効果も半減していきますし、求める成果は上がりません。この本質を探っていきながら、お話を進めていきたいと思います。
いつもこのようなお話をさせていただく場で、本当にDXの取り組みがどんどん二極化しているな、ということを肌で感じております。このDX、どうしてもやはりデジタルのツールを使っていくものなので、投資額の大小みたいなものが、DXの取り組み度合いであるとお考えになる方もいらっしゃるかもしれないのですが、そこではないと私は思っております。
それ以上に、どう使いこなすのかという実践面の部分が非常に重要です。それについて少し触れていきながら、先行事例のお話もさせていただければと思います。
産業革命の変遷をたどることで示唆を得る
では早速ですが、昨今は本当に「AI時代」と言いますか、もうAIについて聞かない日はないほど本当にAIはすばらしい進化を遂げてきているなと思います。このAIによる、ある意味で革命的なフェーズに入ってこれから何が起こっていくのか、というのを少し掘り下げていくところから話を始められたらと思います。
産業革命、蒸気機関の発明に端を発した産業革命、これを第1次産業革命とした場合に、その後が第2次(電気の登場)、第3次(デジタルの登場)、さらに第4次産業革命とドイツでは提唱されているのですが、個人的には今起こっているこの革命というのはデジタルの革命であり、遡って1980年代頃から始まったコンピューターの導入、そこにインターネットが来て、さらに昨今のAIが加わり、デジタルの革命の非常に大きな、ダイナミックなトレンドが起こっている最中、これが第3次産業革命ではないかなと思っています。

したがって、このデジタルの革命がこの先どのような影響を我々に及ぼしていくのかを知るにあたっては、一つ前の革命、蒸気機関から電気に移ったところの革命について触れていくことが、このデジタルの革命で今後何が起こるのかを紐解いていくうえで、よい示唆になるのではないかと考えてみました。そう考えたところ、イギリスの研究者、ティム・ハーフォードさんという方がそれについてまさに調べて、非常によい論文を書かれておられたので、みなさまにご紹介できればと思います。……
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